「有酸素運動しているのに太った」まさか!!なダイエットの落とし穴

その有酸素運動では全然足りません!!

実際、一日15分のウォーキング等ではほとんど効果がありません!また、全く食事制限をせずにウォーキング、ランニングなど運動だけでダイエットをするのはとても困難です。食事制限をせずに大幅なマイナス10kg、20kgといったダイエットをするにはトップアスリートのようなトレーニングを半日程度、それを毎日しなければ不可能なことです。

有酸素は筋肉が減る

ランニングやウォーキングなどの有酸素運動は、もちろん体に良い影響をもたらします。健康面だけではなく、精神面でも多くのメリットがあると言われています。実はたった5分のウォーキングですら、精神的に効果があるといった報告もあります。

しかし、ダイエット(体重を減少させる)ということから考えると優先順位が大切になります。というのも有酸素運動を長時間することにはデメリットも存在するからです。タンパク質や、タンパク質の合成を助ける栄養素を補給せずに、有酸素運動することで筋肉は減少してしまいます。

たんぱく質が枯渇した状態で運動を続けると、身体は筋肉を分解して、そこからタンパク質をエネルギーに変換する状態(カタボリック糖新生)を発動します。より詳しく言いますと、体のエネルギー源である糖が尽きると、脂質の代謝が始まります。この状態がまだ続くと、次はタンパク質をエネルギー源にしようとします。このタンパク質を糖質に変換し、エネルギー源にすることを「糖新生」と言います。結果本来、筋肉を鍛えて痩せるはずが、かえって筋肉を減少させ更に太りやすい体質にしてしまいます。

有酸素運動してるのに太ってしまうメカニズム

有酸素運動を頑張っているのに体重が増えてしまうメカニズムというのは、タンパク質が枯渇した状態で長時間の有酸素運動をし、筋肉が分解され基礎代謝が落ちてしまうというところにあります。このためダイエット知識がなく”ガムシャラ”に食事を減らして、有酸素運動を長時間している人は筋肉を分解して糖(エネルギー)に変換している糖新生が始まっているリスクがあります。

筋肉が減ると、見た目も健康的で無くなりますし、基礎代謝も下がってしまいます。つまりタンパク質が枯渇している方にとっての有酸素運動というのはデメリットが非常に大きです。

筋トレの有効性

一番ダイエットに効果的で脂肪燃焼しやすいものはなんなのか?それは十分にタンパク質を取った上で、筋トレをすることです。筋肉量が増えれば、基礎代謝が向上します。基礎代謝が向上すると、エネルギー消費量が増えますので、痩せやすい身体になります。筋トレはトレーナーについてもらうパーソナルトレーニングジムに通ったり、自宅で自重トレーニングや市販の器具を使ったトレーニングもオススメです。また脚、胸、背中といった大きな筋肉を鍛えることで多くのエネルギー消費ができます。特に下半身をメインでトレーニングしていくと、一番エネルギー消費が大きいので、スクワットを取り入れていくとオススメです。

ダイエット効果を爆上げする最強テクニック

有酸素運動のデメリットばかり述べていましたが、全くオススメできないというわけではありません。有酸素運動でももちろん脂肪燃焼しますし、適切な栄養が摂れていればダイエットの補助になってくれます。またウォーキングなどの有酸素運動はストレスを軽減させてくれる働きもあるので、メンタルの面では非常に重要になってきます。

また筋トレ後に有酸素運動をすることで脂肪燃焼効果をより促進させることもできます。しかし、これはあくまでで適切なタンパク質摂取ができている場合です。「筋トレ→有酸素運動」をすることで、事前に筋肉内に蓄えられた糖質を使っておけば、すぐに脂質代謝に切り替えることができます。

 

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